注目の終活!あなたはどうする?

2017年8月1日

終活に関する記事や書籍が出版されるようになったため、終活という言葉が耳に入ってくる機会も増えてきたのではないでしょうか?ただ、終活といっても人によって内容は様々かもしれません。今回は、年齢性別に関係なく、終活の具体的な内容についてアンケートをとってみました。どのような結果になったのか、ご覧ください。

【質問】

終活とはどういう活動のことだと思いますか?

【回答数】

お葬式の段取りをしておく:31
遺言書を書く:28
形見分けをする:12
その他:29

一番多い回答は、やっぱり定番?

アンケートの結果、「お葬式の段取りをしておく」が、一番多い回答でした。

・後に残された遺族に負担がかからないように葬式の段取りをしておくことは大事だから。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・よくテレビなどで取り上げられている終活がそのようなイメージだから。(10代/女性/学生)
・お葬式とは亡くなったあとの最後の晴れ舞台だと思うので、自分の段取りをちゃんとしてこその終活だと思っている(20代/女性/学生)

「遺族に負担がかかる」、「葬式が一番大変」という意見が多いことから、残された家族のことを気遣っている方が多いようです。また、取り上げた理由のようにテレビの影響も大きいことが分かりました。なお、3番目の理由のように「最後の晴れ舞台」と考え、人生の締めくくり(総仕上げ)として、葬式を挙げている人もいるようです。

惜しくも2位!さて、その回答は?

アンケートから、2番目が「遺言書を書く」、3番目が「形見分けをする」という結果になりました。

・自分の家族は、遺言がなかったので権利のある人は皆が主張し合い、醜い争いをすることになったからです。(30代/女性/正社員)
・遺言書を書くことをはじめ、要らない物の処分なども行うものだと思います。(40代/女性/個人事業主)
・いずれの選択肢も大切だと良いますが、遺言書を書いた方が財産や遺品などについての意思表示が明確で反映される上に、後々の家族のトラブルが防げると思うからです。(30代/女性/パート・アルバイト)
・死んでからでは所有物の行方を決めることはできないので、大切なことだと思う。(30代/男性/正社員)

遺言書を選んだ方の多くは、葬式の時と同様に残された人(主に家族)に迷惑をかけたくないという想いがあるようです。実体験から選択されている方もいるようで、説得力があるのではないでしょうか。また、形見分けについても同様に処分に困らないようにしたいという考えがあり、残された人に対しての気遣いがあることが分かりました。

活動の内容は別でも想いは同じ!

今回のアンケートでは、葬式と遺言書がほぼ同数で半数以上を占める結果となりました。また、その他も3割近くを占めていて、どれも重要で選べなかったり、選択肢になかったお墓を考えていたりと理由は様々でした。しかし、回答全体を通して多くの方が残された人のことを気遣っていることが分かりました。自分の死んだ後のことや終活についてなかなかイメージが出てこない方は、アンケートの結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年06月28日~2017年07月12日
■有効回答数:100サンプル

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