一日葬って一体どんなお葬式なの?あなたはアリ、それともナシ?

2017年8月3日

従来のお葬式は通夜と告別式を二日に渡って行うものですが、近年では通夜を省略し告別式と火葬のみを行う「一日葬」と呼ばれるシンプルな葬儀を選択する方が増えているそうです。ライフスタイルの変化に伴い、これからも増々需要が高まっていくと言われている一日葬ですが、皆さんは自分のお葬式をどのようにしたいですか?今回、100人の男女を対象に一日葬に対する考えを聞いてみました。

【質問】

自分の葬儀は一日葬にしてほしいと思いますか?

【回答数】

思う:67
思わない:33

みんなの負担になりたくないんです!一日葬でシンプルに

アンケートの結果、7割近い方が一日葬にしてほしいと答えてくれました。

・もしも遠くから来る人がいれば、宿泊なども考えないといけなくなるので、一日で済むならその方がいいだろうなと思うからです。(40代/女性/専業主婦(主夫)
・多くの方々の時間や労力が惜しく感じられるから、なるべく短時間で簡単に済ませたい。(30代/男性/正社員)
・一日葬のほうが費用的にも日程的にもコストがかからないためです。(40代/男性/個人事業主)
・家族や親せきに葬儀のために時間を取らせて迷惑をかけたくないと思うから。(60代/女性/専業主婦(主夫))
・葬儀が一日で済むため、金銭的にも精神的にも遺族の負担が少ないからです。(40代/男性/正社員)

皆さん、遺族や参列する方の負担になるようなお葬式はしたくないと考えているようです。二日に渡ってお葬式をする場合、宿泊費・飲食代・お葬式の費用などそれなりに金額も大きくなってきますし準備も大変になります。その点、一日葬は費用や労力の軽減という点でメリットが大きく、周りの人に迷惑をかけずに葬儀を簡素に行いたいという方にはぴったりなのかもしれません。

葬儀のことは家族にまかせます!お葬式は何日でも構いません

アンケートの結果、一日葬にしてほしくないという意見は約3割に上りました。

・葬儀は残された方の気持ちの整理をつける儀式なので、遺族が満足する形で行ってほしい、と考えているためです。(20代/女性/個人事業主)
・1日だと葬儀に参列できない人もいると思うので、2日に渡ってでもその方がいいと思います。(40代/男性/正社員)
・一日でも何日でも良いです。遺族のしたいようにしてもらえたらよいです。(20代/女性/個人事業主)
・お通夜もなしだと、残された遺族側もかえって忙しくなるかもしれないので、どうするかは遺族に任せます。(50代/男性/専業主婦(主夫)
・1日葬に拘ってはいません。葬儀を行ってくれる人達に任せたいです。(30代/女性/正社員)

こちらは一日葬に反対というよりも、遺族の好きなように葬儀を執り行ってほしいという意見が多く見られました。お葬式は遺族にとって最後のお別れの場ともなるため、もし自分が執り行う立場であったら、満足する形でしっかり行いたいと思うかもしれません。遺族の思いを尊重するという意味で、一日葬でも何日でもかまわないという意見が多く見られる結果となりました。

今後も需要が高まる一日葬。自分にとっての理想のお葬式とは!?

今回、お葬式に関するアンケートを取り、皆さんの一日葬に対する様々な回答を得ることができました。通夜を省く簡素化したお葬式である一日葬は、金銭面や労力の負担を軽減できることから、多くの方から支持を集めていることがわかります。時代の流れとともに、お葬式に何を求めるかも大きく変化しており、一日葬の需要は今後増々高まっていくことでしょう。家族や親しい人たちとの最期のお別れとなるお葬式、皆さんも自分の納得のいくようにしてもらえるといいですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年06月28日~2017年07月12日
■有効回答数:100サンプル

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