貴方はどこまで決まってる!?葬儀社や斎場、葬儀費用のこと

2017年3月7日

親が亡くなったり、身近な人に不幸があると考えるようになる葬儀の問題。自分には関係ないと思っていてもいざその時になると決めなくてはならないことがたくさんあり、圧倒されるように感じる人も少なくありません。葬儀費用や斎場に加えて、どの葬儀社やお寺に頼むかという問題もあるでしょう。ではアンケートを実施して、皆さんがどのような認識を持っているのか調査してみました。

【質問】

すでに決まった葬儀社・お寺は、ありますか?

【回答数】

ない:62
ある:38

大抵の方は考えたこともない!?葬儀や葬式のあれこれ

アンケートで大多数を占めたのは、葬儀社やお寺については何も決まっていないという回答でした。

  • 近くが基本ですが、やはり安く葬儀してもらえる所が良いと感じます。(40代/男性/会社員)
  • まだそういった事を考える機会が少ないので決めるところまでいっていません。(20代/女性/専業主婦)
  • おそらく父や母の親戚のお墓には入らないので、それらに付随する葬儀社やお寺とは無縁なこともあり、全く決まっていません。 近頃ではどんな宗派の方でも受け入れてくれるお寺も多くなりましたので、焦る必要もないかと思っています。 が、そろそろ簡単な下調べ程度はしておいた方がいいのかな、とは思っています。(40代/女性/専業主婦)
  • 自分の葬儀などは必要ないと思っているので、葬儀の事は考えていません。(40代/男性/会社員)

やはり葬儀はまだ自分には関係ないと感じている人が多いのが事実です。確かに若いと現実的に考えづらく、イメージさえ抱けないのかもしれません。日々の生活に忙しくしていれば、葬儀のことはまだ先の話ですし後回しになってしまうのも頷けます。また最近では宗派に関係なく受け入れてくれるお寺も多いことから、決めるのはまだ早いと考えている人も多いのでしょう。さらに自分の葬儀は必要ないと考えている人もいました。葬儀が必要なければ、葬儀社やお寺を決めることもありません。葬儀について考えない方が気楽と感じている人もいますね。

お願いする先が決まっているのには事情あり!?

アンケートでは、葬儀社やお寺がすでに決まっているという人もいました。

  • 実家が本家にあたるので、本家の墓に入ることが決まっているため(30代/女性/専業主婦)
  • カトリック信者なのでお寺ではありませんが、教会に所属しているので、万が一の時はそこで葬儀をしてもらう予定です。(40代/女性/パートアルバイト)
  • 主人の伯父様が葬儀屋をしている為、不幸があればそちらにお願いしている。(30代/女性/パートアルバイト)
  • お寺は近所のお寺で代々お世話になってる所で、葬儀社は決まったところがあります。(40代/男性/会社員)
  • 先代の住職には大変世話になったし、そのお寺の檀家なのでそこに頼むつもりでいるから。(30代/男性/パートアルバイト)

地元のお寺と深い繋がりがあったり、身内に葬儀屋さんや住職さんがいる場合もあります。先代からお世話になっている人がいるならその人に依頼するのが自然な成り行きですよね。また自分自身が何らかの宗派に所属しているなら、すでにお願いする先が決まっていて当然です。こうした特別な事情を持っている人や宗派に属している人は全体から見れば少数派になってしまいます。それでも葬儀社やお寺の問題で悩む必要もなく、揉める必要もない訳ですから羨ましいと感じる人も少なくないかもしれません。

家族で話し合うことも必要!?葬儀や葬式のこと

アンケートからも分かるとおり、葬儀や葬式に関わることは考えていないという人が多いようです。人生の最後にあるイベントですし、まだまだ先の事だから考えられないのも無理はありません。代々お世話になっているお寺や何らかの宗派に属していない限り、葬儀社やお寺については何も決まっていないという人が大部分です。それでも何も決まってないと残された家族に迷惑がかかったり、負担を掛けてしまうことにもなりかねません。葬式について自分の意見や希望があるなら、早めに家族に伝えあげるなら万が一の時に当惑させずに済みますよね。葬儀や葬式のことは何かと話題にし辛いことですが、機会があった時には家族で話し合いたいものですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年01月10日~2017年01月24日
■有効回答数:100サンプル

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