家族葬!呼んでいい人、駄目な人は誰?

2017年8月3日

人がなくなればお葬式をすることが一般的ですが、誰に連絡していいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。事情があって家族葬を選ばれる場合も同じように迷うかもしれません。今回は、年齢や性別を問わず、家族葬に含まれる範囲についてアンケートをとってみました。言葉通り「家族」だけなのか、気になる結果はどうなったのでしょうか。

【質問】

家族葬の「家族」の範囲はどこまでだと思いますか?

【回答数】

親と子と祖父母と親しい親戚:51
親と子と祖父母:35
親と子:14

「家族」は文字通りの家族じゃなかった?

アンケートの結果、「親と子と祖父母と親しい親戚」が一番多い回答になりました。

・本来は親と子だと思いますが、身近に親しい親戚がいたらそこまでは許容範囲だと思います。(30代/女性/正社員)
・親や子、祖父母は当然として、親しくしていた親戚などは家族葬に呼びたいと思う。(20代/女性/個人事業主)
・存命でないことを知ってもらうために、親戚まで声をかけるべきと思います。(40代/男性/正社員)

家族ではないが親戚を含めたいと考える人もいれば、親戚も家族だと考えている人もいることから、「家族」そのものについての範囲も人によって考え方が違うことが分かりました。また、付き合いがある人という理由から親しいかどうかも関係しているようです。なお、3番目の理由のように亡くなったことを伝える手段としていることから、気持ちよりも利便性を重視している人もいるのではないでしょうか。

注目の回答!祖父母の扱いはどう?

アンケートの結果、「親と子と祖父母」、「親と子」という順で続きました。

・親と子が基本ですが、祖父母も血のつながっている以上、祖父母も家族の範囲と考えているためです。(40代/男性/個人事業主)
・親戚まで含めると、妻や子供が抵抗感を覚えると思うから、親・子・祖父母に限られると思う。(20代/女性/無職)
・家族はもう核家族が基本だと思う。人間関係が複雑化するとトラブルが起きる。(40代/女性/個人事業主)

親と子を基本にしつつ、直接の血のつながりや少人数というイメージから祖父母までが範囲と考える人が多いようです。また、人数が増えることによって発生するトラブルを回避したい理由から、親戚といっても人付き合いが難しいということが言えるのではないでしょうか。「親と子」を選んだ方も、同様に人数が多くなることによる問題を気にされていることから、人付き合いの難しさを裏付けていることが分かりました。

葬式に呼びたい人の基準は何だろう?

アンケートの結果から、家族葬の範囲については、親戚まで含めるという回答が半数を超えました。親しい人や日頃から付き合いのある人は呼びたいという想いがあることが分かりました。また、2番目や3番目の選択肢を選んだ理由に「親しさ」を挙げている意見もみられたことから、家族葬の範囲には、「親しさ」が大きく影響しているようです。今後家族葬を検討する場合には、今回のアンケート結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年06月28日~2017年07月12日
■有効回答数:100サンプル

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